ノンキー青空市1
@横浜山手イギリス館・エリスマン邸

2003年8月6日 大嵐の中で‥




タイム・スケジュール 
プログラム(出演者紹介・演奏曲紹介編)

これ以下の天気はないと思われる悪天候の中での「青空市」でした。
横なぐりの暴風雨で、メンバー達の傘は折れ、衣装は中までびっしょり。
イギリス館でもエリスマン邸でも、雨漏り発生。

そんな中、沢山の方々に遠路はるばるお越し頂きまして、
本当にありがとうございました。
客席を廻って、1人1人を抱き締めて、「ごめんなさい&ありがとう」
と言いたい気持ちでいっぱいでした。
が、そんな気持ちとは裏腹に、
実は、本当に観たいと思って下さっていた方に座って観て頂くことが出来ましたし、
ノンキー・プロジェクトの歩みを象徴しているかのような一日だったので、
私は、「相応しい日になったなぁ」なんて思っていました。(ごめんなさい。)
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現実とは一線を画したノンキーの世界・・
これは、私がメンバーに主張し続けたノンキー組曲のキーワードでした。
窓の外の荒れ狂う世界と、窓の内側の牧歌的な世界。
そして、牧歌的な世界に入り込もうとする嵐の悪戯・・
それを蹴散らし、ノンキーワールドを守っていくうちに、
バラバラだった皆の息がだんだんだんだん合ってきて、
最後の最後に、ひとつになった!
御褒美は、七色の虹・・
そういう演出でやるはずだったと思えるような、
この4年半を凝縮したような、
神がかったような、
ドラマティックな一日でした。
とにかくノンキー・フィナーレは、嵐の中、無事、終了致しました。
ノンキー組曲制作プロジェクトは、今日で解散です。
メンバーの皆様、3年半の間、私のわがままにおつき合い頂きまして、
本当にありがとうございました。
私達を見守り、応援し続けて下さった皆様にも、厚く御礼申し上げます。
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さて、皆には「楽しもうねー!」と声をかけてきたのですが、
私自身はどうだったかというと、
やっぱり楽しさより苦しさの方が大きかったかな。
そうそう、最後のステージでは、意識が遠のくこと数回、
その度に、娘を産んだ時(ひどい難産でしたので)のことを思い出していました。
産みの苦しみみたいなものでしょうね。
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でも、打ち上げは、楽しかったです。
私の財産と言える素敵な素敵な仲間達と、美酒美味を堪能しました。
いろいろなところでいろいろな輪が出来上がって、大盛り上がり!
ノンキーを「いろいろな世界の人が出会う交差点」にしたかった私の願いが、
叶ったみたいです。
そして、ノンキーを通して自分が得たものについて
熱く語ってくれる人が多かったのが、一番嬉しかったですね。